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クレジットでトラブルになる前に知っておきたいコト

便利な反面、自分でしっかり管理していくことが必要なクレジット。特に使い始めたばかりのときは、仕組みがよく分からず困ってしまうことも。思わぬトラブルを回避するためにも、注意すべきポイントをしっかり押させておこう!

リボ払いで気をつけること

リボ払いで気をつけること

リボ払いでやってはいけないNGアクション!

  • カードの契約内容を確認しない

    どんなカードか調べずに申し込んでいませんか?クレジットカードの中には、リボ払い専用のものも。リボ払いを使いたい訳じゃないのに、知らずに使っていたなんてことがないよう、予め契約内容を確認しよう。カードが届いたら送付台紙の記載事項もチェックしておこう。

  • 残高の管理をしない

    月々の支払額が一定だからと、残高管理をしないのはNG。リボ払いで買い物を繰り返していたら、支払残高が膨らんで利用可能額枠いっぱいになってしまった、支払期間が長くなって手数料がそのぶん増えてしまった、いつ支払い終わるか分からないなんてことも。月々の明細で残高の総額や手数料をチェックする習慣をつけましょう。

  • リボ払いとは
  • リボ払いとは
  • クレジットカードで選択できる支払方式のひとつ。利用金額や件数に関わらず月々の支払金額を一定額にできるうれしい支払方式。支払残高に応じた手数料がかかります。支払残高や手数料の確認を忘れずに。他の支払方式よりも複雑な仕組みなので、よく理解してから利用しましょう。
  • >リボルビング払いについて詳しくはこちら

リボ払いでトラブルを起こさないために

  • 計画的に利用しよう

    リボ払いを利用しすぎると、支払総額が高額になってしまうケースも。収入や支出に応じて計画的な支払計画を立てて。

  • 繰上返済もできる

    お金に余裕のある月は繰上返済して支払残高を減らすことができる!

フィッシング詐欺にあわないために

フィッシング詐欺にあわないために
自分が利用したことのあるクレジット会社やショッピングサイトから来たEメールに書かれていたリンク先で、クレジットカード番号やセキュリティコードなどのカード情報の入力を求められた。本物のサイトだと思って入力したら、後日その情報でカードを不正利用されてしまった……。これが、フィッシング詐欺の典型的なトラブル例です。

フィッシング詐欺とは

フィッシング詐欺とは

まず、実際にあるクレジットカード会社や銀行、ショッピングサイトなどに見せかけたEメールやSMSが届きます。そこから本物そっくりの偽Webサイトへと誘導。アカウント情報やクレジットカード番号、セキュリティコード等を入力させて盗み取り、本人になりすまして不正な取引を行うのが、フィッシング詐欺の代表的な手口です。
最近は、SNS、オンラインゲーム、掲示板、ブログなどを利用したフィッシング詐欺も増えています。

フィッシング詐欺被害にあわないために

  • 情報の入力を促す
    Eメールには注意!

    クレジット会社などでは、アカウント情報(ユーザID、パスワード等)、クレジットカード番号、セキュリティコード等についてEメールで問い合わせることはありません。

  • URLはむやみに
    クリックしない!

    よく利用するサイトは、あらかじめブラウザの「お気に入り」に登録し、そこからアクセスしましょう。クレジット会社などの公式アプリも活用しましょう。

  • 個人情報の
    入力はしない!

    少しでもあやしいと思ったら、アクセス先のサイト上で個人情報やクレジットカード情報の入力はNG。

トラブル回避の基本

利用明細のチェック

[利用明細書の例]

クレジットカードを利用すると、後日クレジット会社から「利用明細」が送られてきます。利用明細は、クレジットカードの利用内容を確認するためのもので、「利用年月日」「利用店名」「利用金額」「支払額」などが記載されています。
利用明細が届いたら、クレジットカードを利用したときにお店で受け取った「売上票(伝票)」やネットショッピングで利用した控えなどと照らし合わせて内容の確認をしましょう。万が一、売上票(伝票)などと違う利用があったり、覚えのない利用が記載されている場合には、その旨をすぐにクレジット会社に連絡を。

利用明細書の見方

  • ❶ 支払日・請求金額
    口座振替日と金額です。この日の前日までに、口座残高を支払金額以上にしておきましょう。
  • ❷ 利用可能枠
    ショッピング利用可能枠は、全ての支払いの利用可能枠。割賦枠は、その内「リボ払い、分割払い、ボーナス払い、2回払い」の利用可能枠です。利用可能枠を超えての利用はできませんので、把握しておきましょう。 ※お金を借りるキャッシング枠のないカードもあります。
  • ❸ 利用明細
    利用年月日、利用店名、金額、支払方式などの明細です。金額など間違いがないか売上票やネットショッピングで利用した控えなどと照らし合わせましょう。
  • ❹ リボ払いの明細
    先月までの残高、新規利用額、今月の支払額と手数料、支払後の残高を確認しましょう。
  • ❺ リボ払いの残高
    この残高に対し手数料がかかりますので、リボ払いを利用する際は毎月確認しましょう。 毎月の支払いの他に繰上返済(一部・全部)で残高を減らすこともできます。
  • ❻ 分割払いの明細
    月々の支払金額、支払期間、支払残高などを確認しましょう。
  • クレジットカードは他人に貸さない!

    クレジットカードを利用できるのは、審査に通った「会員本人」のみ。たとえ家族でも、貸したり、借りたりするのはNG。カードの貸し借りはカード会員規約で禁じられており、違反した場合には支払責任を問われるのはもちろん、カード会員資格を取り消され、クレジットカードが使えなくなることも。

  • 暗証番号は誰にも教えない!

    暗証番号は、「会員本人」であることを示す非常に大切な情報。他人に教えるのは、絶対にやめましょう。暗証番号が使われた不正利用は、支払責任が発生します。

  • 紛失や盗難にあったら、
    クレジット会社と警察にすぐに連絡すること

    紛失や盗難でカードが悪用されても、一般的に保障(補償)制度があるから安心。制度の適用を受けるにはクレジットカード会社と警察に届出をすることが大前提。失くしたり、盗まれたと気づいたら、すぐ届出を!
    保障制度が適用される要件等はクレジット会社によって異なるため、契約時にカード会員規約等確認しておきましょう。

クレジットで困ったらこちら

クレジットを利用していて困ったことがあったときには、ひとりで抱えこまず、まずは家族などの身近な人に相談することが大切!
相談内容に応じた相談先も覚えておこう。

  • 購入した商品(サービス)に関する相談

    購入した商品の質や性能、提供を受けたサービス内容などについての相談は、商品を購入した販売会社やサービスの提供を受けた会社が相談先となります。

  • 支払いに関する相談

    「1回払いで買ったけど、リボルビング払いに変更したい」など支払いに関する相談は、代金支払先のクレジット会社が相談先となります。