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クレジットを使う前に知っておきたいコト

クレジットカードが届き、「早く使ってみたい」とワクワクしている人も多いはず。でも、ちょっと待って!賢くカードを使うためにも、カードに記載された情報の見方や使い方、支払方式について正しく知っておこう。

クレジットカードを使う前に

クレジットカードを使う前に

カード券面の見方

  • ❶ 会員番号(カード番号)
    14~16桁の番号です。
    ※他人には知られないように管理しましょう。
  • ❷ 有効期限
    カードの利用できる期限で、月/年(西暦下2桁)で表記されます。
  • ❸ 会員名
    カード会員の氏名がローマ字で表記されます。
    ※本人以外は利用できません。
  • ❹ 国際ブランドマーク
    同じマークが表示された世界中の国や地域のお店で利用できます。
  • ❺ タッチ決済マーク
    同じマークの付いたお店で利用できます。
  • ❻ 署名欄
    契約者本人がサインする欄です。
    ※他人に使われてしまわないように必ず署名しましょう。
  • ❼ セキュリティーコード
    インターネット決済で不正利用を防ぐために使われる3桁の数字。裏面ではなく表面に4桁で記載されているカードもあります。
  • ❽ クレジット会社の連絡先
    クレジット会社などの連絡先です。
    ※もしものときのために控えておきましょう。

最近では、カード表面や券面自体に番号や有効期限、セキュリティコードが記載されていないナンバーレスカードも登場しています。カード情報を店頭で盗み見される心配がないというメリットも。ナンバーレスカードのクレジットカード情報は専用アプリやWebで確認できます。

  • 利用可能枠、有効期限を確認

    カードに同封されている書類には、すべて目を通して。使いはじめる前に「利用可能枠」を確認。支払計画を立てられるようにしておこう。ネットショッピングやサブスクで入力するので「有効期限」も確認しておこう。

  • 会員規約を読む

    カードと一緒に送られてくる会員規約は、使い方のルールなどが書かれているので、必ず読むこと。「知らなかった!」では済まされないこともあるので要確認!

  • 裏面にサインをしよう

    カードが届いたら、裏面も忘れずにチェック。署名欄がある場合は、サイン(署名)をすること。サインがないカードは利用できません。サインしていないカードを落として使われてしまった場合、みなさん自身が支払いを負担しなければならないことも。※最近は署名欄のないカードも出てきています。

クレジットの使い方

1 クレジットカード

お店での使い方

店員にクレジットカードで支払うことと、1回払いや分割払いなどの自分が利用したい支払方式を伝えます。店員の指示に従って決済端末でカードを操作し、暗証番号の入力(またはサイン)をします。利用伝票と商品を受け取って当日の支払いは完了です。

  • 暗証番号を入力する場合

    暗証番号を入力する場合

    入会時に設定した4桁の暗証番号を使用します。

  • サインをする場合

    提示された売上票にカード裏面と同じサインをします。

タッチ決済の場合

暗証番号を入力する場合

専用端末にクレジットカードをかざすだけで支払いが完了する決済方法のこと。タッチ決済対応マークのあるコンビニやファストフード店などで利用できます。暗証番号入力やサインの手間が省けるので、ちょっとした買い物もスピーディー。

インターネットでの使い方

インターネットでの使い方

支払い画面で「クレジットカード」を選び、カード番号、有効期限を入力。さらにセキュリティコードを入力することも。確認画面に表示された購入商品、届け先、金額、支払方式などを確認してから、「購入」または「承諾」ボタンをクリックします。セキュリティコードではなく、クレジット会社に登録したパスワードを入力するサイトもあります。

利用明細の確認と支払い(銀行口座にお金を用意)も忘れずに!

クレジットカードの支払方式の種類

  • 1回払い

    1回払い

    クレジットを利用した当月または翌月に一括で支払う方式。手数料はかからず、例えば3万円のイヤホンを買うのに利用したら、3万円を支払えばOK。

  • ボーナス一括(1回)払い

    ボーナス一括(1回)払い

    ボーナス時期に一括して支払う方式。一般的に手数料はかかりません。支払時期は通常、夏は7月か8月、冬は12月か1月です。

  • 分割払い

    分割払い

    高額の商品を購入する場合などに、支払回数を決めて支払っていく方式。利用金額や支払回数に応じた手数料がかかるので、計画的に利用しましょう。

  • リボルビング払い

    リボルビング払い

    クレジットカードで選択できる支払方式のひとつ。利用金額や件数に関わらず月々の支払金額を一定額にできるうれしい支払方式。支払残高に応じた手数料がかかります。支払残高や手数料の確認を忘れずに。他の支払方式よりも複雑な仕組みなので、よく理解してから利用しましょう。
    >リボルビング払いについて詳しくはこちら

※利用できる支払方式はクレジット会社やお店によって異なります。

2 個別クレジット

2 個別クレジット

個別クレジットは一般的に商品を買ったり、エステなどの施術を受ける都度、お店を通して分割払いを申込み、クレジット会社の審査を経て成立する支払方法です。商品を受け取り、後日その契約に基づいて代金の支払いがスタートします。申込み時には、手数料を含めた支払総額、支払期間、回数、月々の支払額などを確認し、無理なく払い続けられるか考えて。

クレジットを使う上での注意点!

  • クレジットカードは他人に貸さない!

    クレジットカードを利用できるのは、審査に通った「会員本人」のみ。たとえ家族でも、貸したり、借りたりするのはNG。カードの貸し借りはカード会員規約で禁じられており、違反した場合には支払責任を問われるのはもちろん、カード会員資格を取り消され、クレジットカードが使えなくなることも。

  • 暗証番号は誰にも教えない!

    暗証番号は、「会員本人」であることを示す非常に大切な情報。他人に教えるのは、絶対にやめましょう。暗証番号が使われた不正利用は、支払責任が発生します。

  • 契約内容をしっかり確認しよう

    手軽に利用できるのでつい忘れがちですが、クレジットは「契約」です。クレジットカードの会員規約、カード利用時の売上票、個別クレジットの契約書などには必ず目を通し、契約内容の確認を。

  • 自分が利用した分は必ず支払う! 支払計画を立てよう

    クレジットは商品やサービスを「先取り」し、代金を「後払い」するシステム。支払日が来てから「しまった忘れてた、お金がない!」と慌てないよう、収入や必要な支出を考え、無理のない支払い計画を立てるのが上手に使いこなすポイント!

  • 支払い残高を上手に管理しよう

    特に、リボ払いには「繰り上げ返済」の仕組みがあります。余裕がある月は、支払金額を増やして残高を減らすと、返済期間を短縮でき、手数料も節約できます。

クレジットで困ったらこちら

クレジットを利用していて困ったことがあったときには、ひとりで抱えこまず、まずは家族などの身近な人に相談することが大切!
相談内容に応じた相談先も覚えておこう。

  • 購入した商品(サービス)に関する相談

    購入した商品の質や性能、提供を受けたサービス内容などについての相談は、商品を購入した販売会社やサービスの提供を受けた会社が相談先となります。

  • 支払いに関する相談

    「1回払いで買ったけど、リボルビング払いに変更したい」など支払いに関する相談は、代金支払先のクレジット会社が相談先となります。