インターネットの普及により、最近はインターネットショッピングでのクレジットカードの利用が増えてきています。インターネット上での利用の流れを順に説明します。
下記の図①~⑨をクリックすると該当の箇所へ飛ぶことができます。
インターネット上でのクレジットカード情報の管理にご注意ください!
ネットショッピングでは、一般の店舗での買い物と違い、商品を手にとって確認することができません。また、ショップを目で見て確認することもできません。
中には悪質なサイトもありますので、まず、購入しよう(またはサービスを受けよう)とするサイトが信頼できるサイトであるかを見極めることが必要です。
以下のような点も重要なチェックポイントです。
また、サイトの掲載内容や会社情報、契約内容、規約・約款、返品の際の条件などを確認し、何かあったときの連絡先などをしっかり控えておきましょう。
インターネット上で情報を暗号化して送受信し、データの傍受やなりすましによる情報漏えいを防ぐセキュリティ技術です。SSLに対応しているサイトはアドレスに「https://」と表示され、保護されたページを表示するとブラウザの下部等に鍵マークが表示されます。
購入しようとする商品の性質・金額や自分の予算等を考えて、商品代引きなどの他の購入方法を取るか、クレジットカードを利用するかを選択する必要があります。
自分のクレジットカードがそのサイトで利用できるかどうかを確認しましょう。クレジットカード決済を選択し、支払方式等を選択します。インターネットショッピングでは、対面販売とは異なり、カードの提示やサイン・暗証番号の入力の代わりに、画面に「カード番号」「有効期限」を入力します。
また、現在、インターネット取引の安全性を高めるため、上記の「カード番号」「有効期限」に加えて、「セキュリティコード」(カード番号とは別にカード券面にある番号)やあらかじめインターネットを利用するためにクレジット会社に登録した「ID」や「パスワード」を入力するなどの「追加本人認証」の導入が進められています。
インターネット取引におけるID・パスワードの使いまわしによる不正使用被害にご注意ください。
カード番号・有効期限の入力から、追加情報の入力が必要になります。
クレジット会社は提示されたクレジットカードの有効性のチェックを行い、有効な場合はネットショップに販売を承認します。有効期限が過ぎているカード、利用可能枠を越える利用をしているカードなどは利用できません。
支払方式を選べる場合、「1回払い」「ボーナス払い」「リボルビング」などを選択します。
クレジットカードの支払方式
店舗販売とは違い、サインや暗証番号入力はありません。確認画面に記載された購入商品・届け先・金額・支払方式等を確認し、承認する旨の入力(承認ボタンのクリックなど)をした時点で契約が成立します。店舗販売でのサインや暗証番号の入力の代わりです。
インターネットショッピングでは販売員から伝票の控が渡されるわけではありません。利用内容やサイトの連絡先等は必ずプリントアウト、保存しておきましょう。
クレジットカードを利用した代金を何月の何日に支払うかはクレジット会社や利用するクレジットカードによって異なりますが、支払日の前にはクレジット会社から支払についての利用明細書(請求書)が送られます(最近では、パソコンのWEB 上で利用状況の確認ができる「WEB 明細」も増えてきました。)。
この時、カードの利用者は、利用時に受け取った伝票の控とこの明細を照合し、自分の利用したものであるか、金額が間違っていないかなどを確認する必要があります。
利用明細の確認
一般には、金融機関の口座からの自動引落です。支払日の前日までに用意しておくことが必要です。