暗証番号の入力やサインをすることによって「この取引内容を確認した」という意思表示をしたこととなる。そのため暗証番号の入力やサインの前に金額や支払い方法に間違いがないかをきちんと確認し、責任を持って「承認」をしなければならない。また、暗証番号やサインの管理責任はカードの持ち主にあるので気を付けよう。

利用伝票は支払方式（一括、分割など）と金額が合っているか確認した上で、利用明細が届くまで捨てずに保管しておこう。利用明細は、カード利用の締め日以降に郵送されるか、Webから閲覧できる。カード利用日、利用店、請求額、支払方式が合っているか、保管しておいた利用伝票と見比べて内容を確認しよう。万が一覚えのない請求が記載されていた場合の対処法を「セキュリティ」編のクイズで学んでおこう。

一般的にスマホ端末を購入する場合、端末の代金は分割されて月々の利用料金に加算して請求される。端末の代金分は個別クレジットというクレジット契約を利用している。そのため支払いが遅れたら個人信用情報機関にクレジットの支払いがされていない事実が登録され、今度の審査に多大な影響が出ることもある。