すぐにカード会社へ連絡するのが鉄則だが、不正利用の補償には期限がある。カード会社によって規定は異なるが、利用明細が手元に届いてから1〜2週間以内にカード会社に申し出なければ利用内容を認めたことと見なされ、補償の対象外となる場合がある。利用明細の見方については「困ったとき」編で学んでおこう。
店頭でクレジットを利用する際は暗証番号やサインで契約内容の承諾をするが、ネットショッピングでは「購入」や「承諾」ボタンのクリックが契約を認める意思表示となる。利用内容はメモやプリントアウトをして、カード会社からの利用明細が届くまで保管しておこう。
ネットショッピングでのやなりすまし防止のため、カード番号や有効期限に加えて、本人しか知らない情報を入力し、安全性を高める追加認証のこと。セキュリティコードとは、カード裏面に記載されている3桁または4桁の番号。手元にカードがないと入力できないためセキュリティレベルが高いとされている。また、3Dセキュアとはネットショッピング利用時に使うパスワードのことで、クレジット会社のWebから任意で登録することができる。