最近、「出会い系サイト※1」をはじめとした『有料メール交換サイト』と消費者との間でトラブルが発生しています。
このようなサイトでは、サイトで知り合った相手とメール交換をするために、巧みな勧誘により、ポイントを購入するよう誘導されるなどして、取引を継続させられた結果、気づいた時には高額な請求となってしまう場合があります。さらには、無料サイトを装って勧誘し、実際には有料サイトへ誘導する窓口となっている場合もあります。
『有料メール交換サイト』を利用される場合には、悪質な業者※2もおりますので、ご利用を申し込みされる段階で以下のような点に十分注意することが大切です。
なお、『有料メール交換サイト』でクレジットカードを利用された場合で、サイトの記載や案内に事実と相違がある場合などは、お客様にご協力できる場合もありますので、決済に利用されたカード会社までご相談下さい。
※1 出会い系サイト(であいけいサイト)とは、見知らぬ異性との交際を希望する情報を多くの人が見られるように掲示し、電子メールなどでお互いに連絡を取り合えるようにするなど「出会いの場」を提供するサイトのこと(国民生活センター報道より)。法的には『出会い系サイト規制法 第2条第2号』に定義されている(警察庁サイバー犯罪対策より)。
※2 悪質な業者とは、「メル友になって欲しい」「芸能人の悩みを聞いてほしい」「メール交換してくれればお金をあげる」「財産を個人的に贈与したい」などと消費者を騙し、有料メールを続けさせるといった手口を用いるようなサイトのこと。
海外宝くじや競馬、ポーカーなどのギャンブルが、インターネットやDMを通じて勧誘されることがあります。これらは日本語で案内されていますが、海外で運営されているもので、国内でそれらに参加すると刑法「賭博及び富くじに関する罪」に抵触し違法となりますので、決して利用しないでください。