「リボ払い」の注意すべき点は?
リボ払い
クレジットカードの支払方式の一つ。利用金額や件数にかかわらず月々の支払金額を一定額にすることができます。支払残高に応じた手数料がかかるため、あらかじめ手数料の確認を行い、支払残高も定期的にチェックを。
詳しくは「リボ払いを正しく理解しよう!」をチェック注意することは?
カードの契約内容を確認する
クレジットカードの中には、リボ払い専用のカードも。契約するときは契約内容をチェックすることはもちろん、クレジットカードが届いたら送付台紙の記載事項などを必ずチェック。
リボ払いの支払残高を管理する
リボ払いで支払いを続けていると、支払残高が大きくなり利用可能枠の上限に達してしまうことも。また、支払期間が長くなると支払う手数料が増えるので、月々の利用明細で支払残高や手数料を必ずチェック。
計画的な支払いと繰上返済を
リボ払いの利用を続ける際は、毎月の収入や支出に応じて無理のない支払計画を立てることが大切です。アルバイト代が多く入るなどお金に余裕のある月は、リボ払いの残高の一部、または全額を繰り上げて返済することもできるので検討しよう。 また、月々の支払額を変更することも検討しよう。
「フィッシング詐欺」を回避するためには?
フィッシング詐欺とは
①実在するカード会社、銀行、ECサイトなどに見せかけたEメールやSMSなどがPCやスマホに届く。
【注意】最近は、SNS、オンラインゲーム、掲示板、ブログなどを利用したフィッシング詐欺も増えているので気をつけましょう。
②URLをクリックすると、偽のWebサイトに誘導される。
③アカウント情報(ユーザID、パスワードなど)やクレジットカード番号、セキュリティコードなどを入力すると、悪意を持った第三者に情報を盗み取られ、本人になりすましてネットショッピング等で不正利用されてしまう。
詳しくは、動画「フィッシング詐欺」に注意!こんなときは注意!!
不安を煽るような内容のとき
フィッシングメールは不安を煽るような文章であることが多いです。不安を煽り、正常な判断をできなくさせ、カード情報を入力させる手口が一般的です。
URLクリックを求められたとき
URLをクリックする際は、そもそも安全なEメール・SMSなのか再確認を。よく利用するサイトは、「お気に入り」登録をしておくのがおすすめ。カード会社などの公式アプリも活用しましょう。
個人情報やカード情報の入力を求められたとき
もしも、あやしいと思うサイトを開いてしまったら、すぐに閉じることが大切。「たぶん大丈夫」と思い込み、アカウント情報、クレジットカード番号、セキュリティコードなどを入力するのは絶対にNG。
大学生の声
信頼できるサイトのみでクレカを利用しています。私は、初めて利用するサイトでは、クレカを使わずコンビニ払いを選んでいます。
トラブル回避のコツは?
利用明細書を必ずチェック
クレジットカードを利用すると、カード会社のWebサイトのマイページやアプリで「利用明細」を確認することができます。お店で受け取った「利用控(伝票)」やECサイトの購入履歴などとクレジットカードの利用明細を照らし合わせましょう。万が一、相違や覚えのない利用が記載されている場合には、すぐにカード会社へ連絡を。
-
❶ 支払日・請求金額
口座振替日と金額。この日の前日までに、口座残高を支払金額以上にしておく
-
❷ 利用可能枠
ショッピング利用可能枠は、クレジットカードの全てのショッピング支払いに使える枠。 割賦枠は、ショッピング利用可能枠の中で「リボ払い、分割払い、ボーナス払い、2回払い」に使える枠
【注意】利用可能枠を超えての利用はできない
※キャッシング枠のないカードもある -
❸ 利用明細
利用年月日、利用店名、金額、支払方式などの明細です。金額など間違いがないか売上票やネットショッピングで利用した控えなどと照らし合わせましょう
-
❹ リボ払いの明細
先月までの支払残高、新規で利用した金額、今月の支払金額と手数料額、今月支払後の残高を確認する
-
❺ リボ払いの残高
この残高に対し手数料がかかるので、毎月確認する
-
❻ 分割払いの明細
月々の支払金額、支払完了時期、支払残高などを確認する
暗証番号は教えない
カードを申し込む際に設定する「暗証番号」は、実店舗で取引をする際に「カード会員本人」であることを示す大切なもの。 他人に教えるのは絶対にNG。なお、暗証番号が使われた不正利用は、会員が暗証番号の管理を怠ったとみなされ、「カード会員本人」に支払責任が発生します。
家族や友人でも
貸し借りはNG
クレジットカードを利用できるのは、カード名義人「本人」のみ。 カードの貸し借りはカード会社の会員規約で禁じられており、違反した場合にはカード会員資格を取り消され、カードが使えなくなることもあります。
大学生の声
不正利用は自己対策が難しい面もあるので、定期的に利用明細を確認するようにしています。
カード会社の代表的なセキュリティ対策とは?
本人認証サービス
(EMV3-Dセキュア)
ネットショッピング利用時、クレジットカードで決済した際、SMS等でワンタイムパスワードが届き、所定の画面に入力して本人認証を行う。本人認証サービスの利用には、カード利用者自身で事前に契約カード会社へ登録する必要がある。
不正検知システム
カード会社が万が一不審な利用を検知した場合、カードの利用を一時的に止める。
利用通知サービス
クレジットカードを利用する度に、メールアドレスやアプリにお知らせが届くサービス。
ICチップ
暗号化されたカード情報の一部が格納されていて、偽造防止対策に。暗証番号の入力を行うことでセキュリティ強化にもなる。
相談先をチェックしよう
購入した商品の詳細、提供を受けたサービス内容などについては、商品(サービス)を提供している会社に相談しよう。
支払方式の変更希望などは、代金支払先のカード会社に相談しよう。